消費増税後のスマホ決済アプリ利用、独走「Paypay」は1日677万人以上が起動、「au WALLET」は毎日利用が2割
(トラベルボイス 2019年11月29日)https://www.travelvoice.jp/20191129-142140

消費増税によりキャッシュレス決済の新規インストール、利用ともに大幅に増加している。「PayPay」の伸びが顕著で10月の1日平均起動ユーザー数は677万人。「au WALLETT」の313万人、「d払い」の269万人だった。(LINEペイは含まず)10月に21日~31日の起動ユーザーは「au WALLET」で21.4%、「ファミペイ」で15.5%、PayPayは14.3%。「au WALLET」の利用が日常的に多いようだ。

【ポイント】ヴァリューズが行なった、消費増税の前後のキャッシュレス決済に関する動向調査によると、9月後半から「PayPay」の伸びが顕著となり、10月1日には683万人、「PayPay感謝デー」キャンペーンが開催された10月5日は911万人を記録。10月の1日平均起動ユーザー数は677万人に達した。続いて10月で多かったのは「au WALLETT」の313万人、「d払い」の269万人だった。

2019年9月~10月の新規インストールユーザー数は「PayPay」が946万人、「楽天ペイ」が376万人、「d払い」が256万人。主要アプリ合計でのべ約1900万人に達する推計となった。
多くのアプリが9月よりも10月に日数を伸ばしているが、利用傾向はアプリによって異なり、10月に21日~31日間起動するユーザーは、「au WALLET」で21.4%、「ファミペイ」で15.5%、PayPayは14.3%。

この調査は、ヴァリューズのモニターを対象に2019年10月16日から30日まで実施したもの。回答者は1万8517名。アプリユーザー数は、Androidスマホでのインストール・起動を集計し、同社保有モニター(20歳以上男女)での出現率をもとに国内ネット人口に則して推測したもの。「LINE Pay」は決済機専用アプリのログのみで、LINEアプリからLINE Pay機能を利用したデータは含まれていない。