「朝鮮通信使川御座船を考える会」から
「朝鮮通信使が見た大阪」伝法ウォーク」のお知らせです。
朝鮮通信使川御座船を考える会 | 21日のフィールドワーク模様の私のブログ(なのでご安心を)です
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【ホッシーのつぶやき】
中国や韓国から仏教をはじめ多くの文化、芸術、技術が我が国に伝来しています。江戸時代は韓国から江戸まで「朝鮮通信使」が12回も来られており、西日本各地にその痕跡を見ることができます。
その「朝鮮通信使」も2017年にユネスコ世界記憶遺産に登録されており、大阪市此花区の伝法が豪華な川船で京に登ったといい、此花区は大阪関西万博の開催地でもあることからツアーが企画されたといいます。「朝鮮通信使」に思いを馳せながら参加されてはいかがでしょうか。

【 内 容 】

■「ユネスコ世界記憶遺産」朝鮮通信使とは
朝鮮通信使は、韓国から日本に派遣された友好使節団です。起源は室町時代に遡りますが、特に江戸時代には12回にわたり、政府高官のみならず、文人、画家、楽団など総勢500名もの大規模な使節団が、ソウルから江戸を目指しました。
一行の滞在は半年から1年に及び、各地で大歓迎を受け、費用は幕府の年間予算に匹敵しました。
朝鮮通信使は、ユネスコ世界記憶遺産(世界の記憶)に平成29年10月に登録されています。

■朝鮮通信使の辿った道と大阪(大坂)
朝鮮通信使一行は、ソウルを出発し、5~6隻の外洋船で釜山より対馬・北九州を経て瀬戸内海を通り、大阪に到達。大阪からは淀川を京都・淀まで船でさかのぼり、陸路、東海道を江戸に向かいます。外洋船では淀川を航行できないため、大阪湾の河口にて豪華な川船に乗り代えました。           
これが「川御座船(かわござぶね)」です。

■伝法ウォーク概要
伝法は我が国の仏教伝来の地といわれる港町です。室町時代には朝鮮の使節は兵庫の港から陸路、現在の西国街道を通り、京都に至っていましたが、豊臣秀吉により伝法の港が整備された後は、朝鮮通信使は伝法川の河口で渡海船から川御座船に乗り代え淀川を遡上します。豊臣秀頼がまだ大阪城において健在であった第1次朝鮮通信使から第4次の来航までは、伝法から大川に出て、難波橋から宿舎の北御堂に向かいました。伝法は当時、大阪の海の玄関口として空前の賑わいを見せていました。
しかし、木津川の改修や九条島の開削による安治川の誕生により、伝法は大阪の表玄関の座を奪われ、朝鮮通信使を乗せた川御座船も木津川を通るようになります。
奇しくも伝法のある此花区は、2025年には大阪関西万博の開催の地として、再び世界に開かれた大阪の窓口となります。このたび当時、朝鮮通信使が見た大阪・伝法の繁栄を現代に追体験する探訪ウォークを下記のとおり開催します。是非、ご参加ください。

             記
1 開催日時 令和5年6月17日(土)13時~17時
2 集合場所 JR環状線西九条駅改札
  解散場所 阪神なんば線伝法駅
3 主  催 朝鮮通信使川御座船を考える会(水都の会)
4 参加費  500円(資料代等に当てます)
5 その他  西念寺でご住職の説明並びに大澤歴史博物館館長   
      (当会顧問)のレクチャーを実施
6 応募方法 
フェイスブック等でのイベント応募
https://www.facebook.com/events/1415816362589425/?acontext=%7B%22event_action_history%22%3A[%7B%22mechanism%22%3A%22your_upcoming_events_unit%22%2C%22surface%22%3A%22bookmark%22%7D]%2C%22ref_notif_type%22%3Anull%7D

もしくは、朝鮮通信使川御座船を考える会(水都の会)fuji.suito@gmail.com まで氏名、連絡先明記の上6月14日までにメールでご連絡ください。申込み多数の場合は、先着順とします。