ナビタイム、訪日客の人気急上昇エリアの増加率トップは愛知県犬山市、2位は北海道赤井川村
(トラベルボイス 2024年3月6日)
https://www.travelvoice.jp/20240306-155238

【ホッシーのつぶやき】
ナビタイムが、昨年夏7月~8月と今冬12月~1月を比較した訪日外国人の増加率は愛知県犬山市が最多だったという。犬山城を観て、昇龍道を北上し、高山市や白川村へ訪問している。昇龍道へは東京、大阪、京都からと多様だが、昇龍道が定着しているようだ。2位、北海道赤井川村、3位、長野県小谷村、4位、石川県加賀市と続き、5位に大阪府箕面市が入っている。
昨年から大阪の訪問先として箕面の滝がでてくるようになったが、大阪の観光も周辺エリアに広がってきたようだ。

【 内 容 】
ナビタイムジャパンは、訪日外国人観光客向けのナビゲーションアプリ「Japan Travel by NAVITIME」の利用状況から、今冬に訪日外国人旅行者に人気が急上昇している地域の分析結果を発表した。

これは、2023年7月~8月と2023年12月~2024年1月を比較し、夏に比べて冬に訪日外国人観光客の滞在が増えたエリアの中から、増加率が2倍以上の自治体を抽出し、2022年12月~2023年1月と2023年12月~2024年1月で滞在増加率を比較したもの。

それによると、訪日外国人滞在数で最も増加率が高かったのは愛知県犬山市で昨年の4倍。以下、北海道赤井川村、長野県小谷村、石川県加賀市、大阪府箕面市の順となり、トップ10はいずれも昨年比で2~3倍以上の伸びとなった。スキーなど冬季アクティビティに対する興味関心がうかがえた。

1位の犬山市での滞在エリアを見ると、国宝犬山城周辺での滞在が多いことがわかった。犬山市前後の滞在地は東京、大阪、京都および岐阜県高山市が多いことから、ナビタイムでは、羽田、関空、中部国際空港から入国して、犬山市から昇龍道を北上し、高山市や白川村へ訪問している様子が伺えると分析している。国籍では、香港、台湾からの訪問者が多く見られた。