ECのパーソナライズ提案が高評価、AIのおすすめなど、商品の開発ストーリーにも好印象
(トラベルボイス 2023年8月日)

【ホッシーのつぶやき】
コロナ禍により、EC利用がどの年代層にも浸透しており、2022年の利用率は84 %となり、月1回以上の利用は64%となっている。「注文後、即配達してくれる」に対する評価が高いが、「自分好みにカスタマイズ」「AIがお勧めしてくれる」も高評価で、観光のEC販売にもヒントとなりえるようだ。

昨日、7月の訪日外国人旅行者数が232万600人(2019年比22.4%減)と発表された。2019年比を超えた国や地域も増えている。中国からの団体客の送客も9月には始まる。新しい時代に向けた観光を考えることが重要だ。
https://www.travelvoice.jp/20230816-154047

【 内 容 】
博報堂のEC領域に特化した組織横断型プロジェクト「HAKUHODO EC+」は、シンクタンク博報堂買物研究所と共同で、「EC生活調査2023」を実施した。調査時期は2023年1月で、2022年の1年間の生活者のEC行動を探った。調査対象は、直近1年以内のEC利用者、15歳~69歳の男女。

これによると、パンデミックを経て、EC利用は幅広い年代に浸透し、2022年の1年以内のECサイト利用率は83.6%、月1回以上は64.4%となった。20代以下を中心に日用消費財のEC購買額が増加しており、店舗でのオフライン利用からECへのシフトが進んでいる。

また、ECのカスタマイズ・パーソナライズ機能に対する評価が高まっている傾向も顕著だった。「商品仕様を自分好みにカスタマイズできる」「AIが自分に合った商品をお勧めしてくれる」への評価が高かったほか、「商品の開発ストーリーや説明などが豊富でわかりやすい」ことにも好印象で、観光事業者のEC販売にもヒントとなりえる。