2022年に日本で開催された国際会議は553件、回復傾向も2019年比では大幅減、ハイブリッド形式が全体の76%
(トラベルボイス 2023年12月15日)
https://www.travelvoice.jp/20231215-154791

【ホッシーのつぶやき】
2022年に日本で開催された国際会議は553件で参加者数は32万6千人。2019年比は開催件数85%減、参加者数が84%減でコロナ前を大きく下回った。
対面とオンラインを併用するハイブリッド形式は420件で76%。欧米ではリアル開催が増えているようだが、アジア、日本ではまだ当分はハイブリッド形式が主流になりそうだ。

【 内 容 】

日本政府観光局(JNTO)は、2022年の国際会議統計を発表した。それによると、2022年に日本で開催された国際会議の開催件数は前年比19.1倍の553件。参加者総数は同5.9倍の32万5752人(うち外国人参加者数3万3787人)となり、コロナ禍からの着実な回復を見せた。

一方で、2019年比では開催件数が84.7%減、参加者総数が83.7%減で、コロナ前の水準を大きく下回っている。

月別で見ると、2022年3月の水際措置の見直し以降、対面開催による国際会議が徐々に増加。さらに水際措置が緩和された2022年10月の会議件数は、2020年2月以来、2年8カ月ぶりに100件を超え、その後、12月までの3カ月間で319件と年間の57.7%を占めた。

規模別では、参加者総数50人以上の中・大型国際会議は全体の15.2%にあたる84件が開催。外国人参加者数は2万918人で、全会議における外国人参加者数の6割以上を占めた。

開催形態については、対面とオンラインを併用するハイブリッド形式で開催された国際会議件数は420件で全体の75.9%を占めた。