子どもが学ぶために旅にでる「ラーケーション」、「ぜひ利用したい」保護者は6割
(トラベルボイス 2023年8月14日)
https://www.travelvoice.jp/20230811-153992

【ホッシーのつぶやき】
愛知県は「公立学校を休み、家庭や地域で探求の学びや体験・活動をを応援するため『ラーケーションの日』を設定し、年3日まで取得できるという。
「賛成」する人の95%が「ラーケーションを希望」しており、「学校は休むべきではない」という人でも「ラーケーションを利用したい」が73%だった。
学校だけが学びの場ではない。実験的取り組みとして取り組むことは良いことだと思う。

(愛知県の新しい学び方「ラーケーションの日」ポータルサイト)
https://www.pref.aichi.jp/soshiki/gimukyoiku/learcation.html

【 内 容 】
子どもとお出かけ情報サイト「いこーよ」を運営するアクトインディの「いこーよ総研」は、旅行のために子どもが学校を休むことについて保護者がどう考えているかアンケート調査をおこなった。

愛知県が2023年3月、休み方改革プロジェクトの一環として創設した「ラーケーションの日(校外学習活動の日)」に着目したもの。「ラーケーション」は、ラーニング(learning)と休暇(vacation)とを組み合わせた造語で、公立学校に通う子どもが学校を休み、保護者などとともに家庭や地域で探求の学びや体験・活動を自ら考え、企画実行できる制度。年3日まで取得が可能で、休んでも欠席扱いとはならない。

アンケート結果によると、「おでかけや旅行に行くために学校を休ませてもいい」という賛成派は約7割。反対派も「ラーケーションの日」なら利用したいという声が多かった。

「ラーケーションの日」を「ぜひ利用したい」という人は63%、「まあ利用したい」という人も26%いて、多くの人が好感を持ち、関心を寄せていることがわかった。

また、「おでかけや旅行に行くために学校を休ませてもいい」に賛成と回答した人の95%がラーケーションを希望。学校は休むべきではないという考えの人であっても、「ラーケーションを利用したい」との回答は73%に上った。これらの結果から同社は、「学校以外での子どもの学びの機会や体験が増えることにもなるラーケーションの日は、家族との思い出づくりを大切にしたいけれど学校を休ませるのが心配という家庭にも、今後影響を及ぼしていくかもしれない」などと分析している。

調査は2023年7月3~27日、「いこーよ」及び「いこーよアプリ」を利用したユーザーを対象に実施。307サンプルの回答を得た。