知床からの報告、世界遺産登録30周年記念 姫路城ツアーのご案内
(観光のひろば 2023年6月22日)

【講演概要】
知床からの報告 (馬場 隆:前北海道斜里町町長)

 町長選におきましては皆様のご支援をいただきながら、当選できなかったことを申し訳なく思っているところでございます。

 観光の方は、昨年の知床観光船事故で大きなダメージを受けてきましたが、2月、3月は流氷が程よい状態でしたので久々に復活してまいりました。ただ宿泊の方はそこまで復活しなかったのが残念でした。ゴールデンウィークは回復傾向にあったのですが、この夏の予約状況は7割強から8割だろうとのお話しでした。

 私も自由になったものですから、仙台から来られたお客様を斜里側と羅臼側を案内しながら、私も楽しんでまいりました。斜里側では熊を、羅臼側ではシャチを見るなど、なかなか見られない動物たちも目にして、知床は自然豊かで魅力タップリ、知床そのものの価値は落ちてないと思いましたので、ぜひお越しいただきたいと思っているところでございます。
 私も時間の拘束を受けない身になったのですが、つい斜里町のことを考えてしまう習性が抜けないところです。しかし歳をとると今日行くところがある「キョウイク」、今日も用事がある「キョウヨウ」が大事であると意識しているところであり、京都、大阪にも行ってみたいと思っています。

 今日のお話の中で、斜里町の宿泊施設も高付加価値化へのシフトを意識するようになり、総体的に宿泊料金が高くなってきております。価値ある旅行に変えていくことは必要なのですが、ある程度の価格で楽しみたい方に対してどのように宿泊施設を提供すれば良いのか、悩みどころだと感じました。
 インバウンドは多い地域ではないですが、例年の7割から8割は戻っているような感じで、欧米系の方が多いと見ております。

◆WHA関西交流会「世界遺産登録30周年記念 姫路城ツアー」
( 世界遺産アカデミー関西交流会 岡崎伊佐夫 )
 世界遺産アカデミー関西交流会では、2023年8月5日(土)に「世界遺産登録30周年記念 姫路城ツアー」を開催いたします。
どなた様でもご参加いただけますので、ぜひともお出かけください。

【日 時】2023年8月5日(土) ※雨天決行、高温警報が発令された場合は中止
【集 合】当日午前9:30、 JR神戸線「姫路」駅の中央改札前に集合
【行 程】
・10:00~:姫路城(ガイド付き)
・12:15:各自、自由昼食
・昼食後:姫路城・総社、護国神社、内堀(ガイド付き)
【定 員】20名
【参加費】2,500円(見学施設入館料・ガイド料込み)

【お申し込み方法】下記・WHA関西交流会まで、直接メールにてお問い合わせください。
【お問い合わせ】WHA関西交流会
E-mail:tarepan2002@hotmail.com/facebook「世界遺産関西交流会」