オーストラリアの定点観測 (JAMS,TV:遠藤烈士)
〜オーストラリアの訪日傾向&ビジターズインフォメーションセンター
( 観光のひろば 2024年3月12日)

【 内 容 】
オーストラリア国内の観光の状態についてご紹介させていただきます。

オーストラリアで一番の旅行会社のランキングでは6位に東京が入っており、Google検索による2023年に多かった都市ランキングでは2位に東京が入っています。
またオーストラリアの統計局の数字では、オーストラリ全体の海外旅行者数は2019年には追いついていないものの、2023年はかなり伸びました。渡航先のトップ5では、1位にインドネシア(バリ島)、2位ニュージーランド、3位アメリカ、4位イギリス、5位に日本が入っています。

そして日本を見ると順調に右肩上がりになっています。

 今回、私は新潟に行ってから大阪に来たのですが、英語表記が少ないと感じました。新潟でどこにいこうかなと思っても分かりにくいので、ネット検索したりGoogl検索したりするのですが、やはり分かりにくかったです。
オーストラリアに行くとビジターズインフォメーションセンターが各市単位で設置されています。

このマークが目印になっていて、道路標識にも入っていますし、どこにいても分かるのです。ここへ行けば宿泊施設はもちろん、体験アクティビティの内容から、MAPも手に入るし、予約もできます。

このセンターは国が全体を決めて、州ごとに実施、公民連携の組織になっており、民間が運営しています。国のHPを見ても、何処へ行けば何が実施されているか、ビジターズインフォメーションセンターがどこにあるかも分かるように作られています。私もオーストラリアを巡るときは、このインフォメーションセンターを訪問して、情報をゲットしています。日本も分かりやすくなれば良いと思いました。

質疑応答で、オーストラリアでは自動車中心で日本は鉄道中心との意見や、阪神電鉄が運営していいても、ビジターズインフォメーションセンターだけでは利益が出ていない。利益が出れば民間が運営する道がもっと開けるのではとの意見交換になり、意義がある意見交換になりました。