冬季オーバーツーリズム解決に向けタクシー活用した「ニセコモデル」。9割がインバウンド、1日平均180件以上と利用好調
(やまとごころ 2024年2月1日)
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【ホッシーのつぶやき】
冬季、観光客が著しく増加するニセコ地域で「応援タクシー」がスタートした。札幌や東京などからタクシー車両と乗務員が応援するモデルだ。1カ月の利用だがインバウンド利用が9割でリピーターが8割以上、一日平均180件利用されている。通常運賃に冬期割増が必要だが、その割増料金で応援派遣されるタクシー乗務員の宿泊費などに当てられるという。
冬季以外では難しいかもしれないが、地域を越えるタクシー相互応援のモデルとなりそうだ。(2月2日のガイアの夜明けでも放送されていました)

他地域からの乗務員の負担を軽減し、限られた車両を有効活用するため、応援隊車両の注文はタクシーアプリ「GO」からのみ受け付ける。計8社からの11台の応援車両と25名のタクシー乗務員がニセコエリアへ派遣されており、車両利用はエリア内発着に限られている。アプリの対応言語は日本語と英語で、通常運賃のほかにアプリ手配料として900円と冬期割増料金が発生するが、迎車料金は発生しない。アプリ手配料は、派遣乗務員の宿泊費などといった経費に充てている。事前予約は不可で、即時注文のみとなっている。